☆ 更に詳しく知りたい ☆

① スノーシューとは雪の上を歩行するための道具です。
普通の靴で雪の上を歩こうとしても足が沈んでうまく歩けませんが、スノーシューを履くと雪の上でも歩行できるようになるのです。
 別名では西洋かんじきとも呼ばれ、特別な技術がなくても気軽にハイキングできるため、海外では子供から大人まで幅広い人たちに親しまれています。
③ スキーやスノーボードが苦手な人でも、冬の大自然を楽しむことができる人気のアクティビティです。

 
 種類
 ワカンとは「輪かんじき」の略で、スノーシューと同じくブーツを履いた上に装着する、古来、日本でも親しまれてきた道具です。
スノーシューと比較して小ぶりで取り回しやすく、傾斜地に向いています。
 
各部分の呼び名 
 デッキ

フレーム内側にある板状の部分です。この部分が体重を分散して雪に沈み込まないようにします。この面積が大きいほど沈みにくく、小さいほど沈みやすくなります。

 
 フレーム

スノーシューの外側をつくっている部分です。体重を支える重要な部分で、高い強度が必要とされます。最近のフレームはアルミ合金が使われることが多く、アルミ合金は軽量で腐食に強い特徴があります。

 
 バイディング

ブーツを装着し固定するための器具です。ストラップ式やラチェット式などのタイプがあります

 
 クランポン

スノーシュー裏面についた爪の部分をクランポンと呼びます。このクランポンがしっかりと雪を掴むことによって、雪の上をスムーズに歩くことができます。

スノーシュー
 スノーシューの種類  
 平坦用

クランポンは最小限に抑え、沈みにくいようにデッキは比較的大きめに作られていることが多いです。エントリーモデルの多くはこのタイプです。

 
 登山用

デッキは小さく取り回しやすいように設計されていることが多いです。
また横滑り等を防ぐためにクランポンが多く付けられて、登りが楽になるようにかかとを上げる機能(ヒールリフター)が付いているモデルもあります。機能性が重視されるため価格も高くなります。

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 スノーシューを楽しむときの服装は  
 防水性や透湿性に優れるスキーやスノーボードウェアを着用
 ブーツ

靴はスノーブーツがおすすめですが、防水性のあるトレッキングシューズでも構いません。
足首がしっかり固定できるハイカットのものがお勧めです。

 
 その他(小物)

手袋、帽子、ネックウォーマー、 ゴーグル・サングラス、

 
 スノーシューの歩き方  
 ① 少し足を開いて歩くと、スノーシュー同士が干渉せず歩きやすいです。

② スノーシューのかかとは基本的に固定されていないので、そのまま後ろに進もうとするとスノーシューが雪に埋まったりしてバランスを崩しやすいので注意してください。

 景色を楽しむ  
 冬にしか見られない白銀の世界を堪能することです。
雪を被った木々の間を散歩し、いつもとは異なる山の表情を楽しみましょう。

動物の足跡を見つけたら、どんな動物が通ったのか想像するのも楽しいものです。
また、冬になると動物や虫の活動がおとなしくなり、静寂な世界が広がっています。
時折立ち止まっては耳を澄ませて静かな時間を楽しむ。雪を踏みしめる音を楽しむのも、また趣きがありま。

 
 温かいモノを楽しむ  
 歩き疲れたら温かい飲み物や食べ物で一息つきます。
透き通った空気の下では、普段口にしている物がいつもより数倍美味しく感じるはずです。
温かいスープやカップラーメンを食べて、一息ついたらまた自分のペースで歩くのです。
 
 雪遊びを楽しむ  
 ふかふかの雪が広がっている場所では子供のように無邪気に飛び込んだり、雪合戦したりするのも楽しみの一つです。
都会では体験できない雪との戯れを楽しんではいかがでしょうか。
 
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